よもやま話、その3
2008年 07月 29日
こんにちは。今回は珍しく、時間のある時につらつらとよもやま話など書いてたりします。そういえば、これまでここまで具体的に制作の経緯について触れることは無かった気がします。基本的に筆不精なもので…orz
そんなわけで、よもやま話の続きでも。
※ 前回までの経緯はこちら
■ 二次創作としての表現
某月某日某時刻、テンキーさんの事務所にて、成田社長をまじえて、川上さんに初めてお会いしました。とても気さくな方で、企画の内容についても意図を理解して頂いた上で、リリースすることを快諾していただきました。(川上さんは、実に似顔絵そっくりでした…!!)
そしてそのまま話はレゲー(古いアーケードゲーム)とかゲーム音楽の話題へ…。話は尽きることなく気がつけば2時間くらい経っていたでしょうか。実は川上さんと私は年が一つしか違わなくて、しかもお互い相当のゲーマーだったという、かなり似通った青春(?)時代を過ごしてきた模様。どうも他人と思えないといいますか、基本的に同じ世界に住んでいる方でした。学生時代、同じ地域に住んでいたら、絶対に同じゲーセンの常連になっていたと思います(笑)。
ところで。
このアルバムの制作における川上さんのスタンスに少し触れておきますと、実はご本人は全く制作には携わっておりません。なぜなら、この作品はあくまでも「終わりのクロニクル」を原作とした二次創作物としてのイメージアルバムであって、「終わりのクロニクル」の小説内に流れている音楽などを正確に再現したものではないからです。
ではなぜ、川上さんのもとへ伺ったかといいますと
・ 「終わりのクロニクル」がアニメ化されたらどんな音楽が流れるんだろう
・ こんな主題歌だったらカッコいいよね!
・ あのシーンには絶対こんな音楽が流れてるよね!
・ こういう時、こんな挿入歌が入ってると思うんだよねー
・・・とか、いろいろ頭の中で考えてるんですけど、好きに作ってみてもいいですか?ということに対して、許可を頂くために伺ったわけです。川上さんは原作と二次創作に対するスタンスについて、非常に明確なものを持たれていますので、もう少し詳しく知りたい方はこちらやこちらなどをご覧いただければと思います。
■ コラボレーション
ついでなのでもうすこし突っ込んだ話をすると、Voltage of Imagination のものづくりの基本姿勢として「コラボレーション」という言葉があります。それはお金を貰って誰かが望む形のものを作る、いわゆる「主従関係」での制作ではなく、制作に携わるすべての方が対等な立場にいて、お互いをリスペクトしあい、お互いのオリジナリティを尊重しつつ、臆することなく自分らしさを出しながら、1つの作品を作っていく…というスタイルです。
各々の役割分担はありますが、上下関係はありません。その姿勢は各スタッフ間だけのものではなく、今回のような原作ありきの作品に対しても同様です。なぜかは良く分かりませんが、そうしないと、出来上がった作品がすごくつまらないものになってしまう気がしています。
「終わりのクロニクル」は稀有な魅力を持った本当に素敵な作品だと思います。作品を読んだ人それぞれの中に、それぞれの受け取り方があって、それぞれの「終わりのクロニクル」があると思います。我々が作るイメージアルバムは、そんなイメージがいろいろ合わさったの1つ集合体を、大勢のスタッフと一緒に、大真面目に作ってみよう!という試みです。
まぁ何だか色々と書いてみましたが、要するに
「好きだから、面白いから、感動したから、作りたいと思った。」
という気持ちを何よりも大切にして、ものづくりをしています、ということです (^^;
■ GET SET - TEAM LEVIATHAN CHRONICLE / 全竜交渉部隊戦闘記録
http://www.voltagenation.com/ahead/
そんなわけで、よもやま話の続きでも。
※ 前回までの経緯はこちら
■ 二次創作としての表現
某月某日某時刻、テンキーさんの事務所にて、成田社長をまじえて、川上さんに初めてお会いしました。とても気さくな方で、企画の内容についても意図を理解して頂いた上で、リリースすることを快諾していただきました。(川上さんは、実に似顔絵そっくりでした…!!)
そしてそのまま話はレゲー(古いアーケードゲーム)とかゲーム音楽の話題へ…。話は尽きることなく気がつけば2時間くらい経っていたでしょうか。実は川上さんと私は年が一つしか違わなくて、しかもお互い相当のゲーマーだったという、かなり似通った青春(?)時代を過ごしてきた模様。どうも他人と思えないといいますか、基本的に同じ世界に住んでいる方でした。学生時代、同じ地域に住んでいたら、絶対に同じゲーセンの常連になっていたと思います(笑)。
ところで。
このアルバムの制作における川上さんのスタンスに少し触れておきますと、実はご本人は全く制作には携わっておりません。なぜなら、この作品はあくまでも「終わりのクロニクル」を原作とした二次創作物としてのイメージアルバムであって、「終わりのクロニクル」の小説内に流れている音楽などを正確に再現したものではないからです。
ではなぜ、川上さんのもとへ伺ったかといいますと
・ 「終わりのクロニクル」がアニメ化されたらどんな音楽が流れるんだろう
・ こんな主題歌だったらカッコいいよね!
・ あのシーンには絶対こんな音楽が流れてるよね!
・ こういう時、こんな挿入歌が入ってると思うんだよねー
・・・とか、いろいろ頭の中で考えてるんですけど、好きに作ってみてもいいですか?ということに対して、許可を頂くために伺ったわけです。川上さんは原作と二次創作に対するスタンスについて、非常に明確なものを持たれていますので、もう少し詳しく知りたい方はこちらやこちらなどをご覧いただければと思います。
■ コラボレーション
ついでなのでもうすこし突っ込んだ話をすると、Voltage of Imagination のものづくりの基本姿勢として「コラボレーション」という言葉があります。それはお金を貰って誰かが望む形のものを作る、いわゆる「主従関係」での制作ではなく、制作に携わるすべての方が対等な立場にいて、お互いをリスペクトしあい、お互いのオリジナリティを尊重しつつ、臆することなく自分らしさを出しながら、1つの作品を作っていく…というスタイルです。
各々の役割分担はありますが、上下関係はありません。その姿勢は各スタッフ間だけのものではなく、今回のような原作ありきの作品に対しても同様です。なぜかは良く分かりませんが、そうしないと、出来上がった作品がすごくつまらないものになってしまう気がしています。
「終わりのクロニクル」は稀有な魅力を持った本当に素敵な作品だと思います。作品を読んだ人それぞれの中に、それぞれの受け取り方があって、それぞれの「終わりのクロニクル」があると思います。我々が作るイメージアルバムは、そんなイメージがいろいろ合わさったの1つ集合体を、大勢のスタッフと一緒に、大真面目に作ってみよう!という試みです。
まぁ何だか色々と書いてみましたが、要するに
「好きだから、面白いから、感動したから、作りたいと思った。」
という気持ちを何よりも大切にして、ものづくりをしています、ということです (^^;
■ GET SET - TEAM LEVIATHAN CHRONICLE / 全竜交渉部隊戦闘記録
http://www.voltagenation.com/ahead/
by ancient-colors
| 2008-07-29 13:10
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