CDレーベル印刷の話
2004年 09月 14日
今回はレーベル印刷の苦労話(?)をひとつ。
泰東ノ翠霞はマキシシングルなので、パッケージの片面が透明になっておりまして、店頭に並ぶとCDのレーベル面が丸見えになる作りになっております。なので、マキシシングルを作ろうと決めたときから、ジャケットにはこだわろうと言っておりまして、いろいろと検討した結果、bermei.inazawa 氏の強い強い希望で(笑)、クリアカラーを使い、透明感のある雰囲気を演出しよう、ということになりました。
・・・そこで困ったことが。
実は透明インクというのは特殊なインクなので色数もそんなになく、しかも、今回お願いしようとしていたプレス会社さんには、緑色のインクが無かったのです。時間も差し迫ってましたし、今からプレス会社を変更するわけにもいかず、かと言ってインクを取り寄せたりすることもできず。
そこで結局、シアンとイエローの2色を混ぜて緑色を出すことにしました。理論的にはできるんですが、果たしてうまくいくのかどうか。プレス会社さんにとってもあまり前例の無いことらしく、試行錯誤することしばし。何度目かのやりとりを経て、目指していた深みのある緑色を作ることができました。ちょっとシアンが濃い感じがとてもいい仕上がりで、満足しています。
ちなみに今回使った色は
・ TY-05
・ TC-10
の2色です。あと、買った方はお分かりかと思いますが、
葉っぱのところに、ちょっとザラザラした感じの加工をしています。
これは
・ SDクリア
というインクを使っています。使った色は合計3色。
結構、手間隙かかってます(^^;
泰東ノ翠霞はマキシシングルなので、パッケージの片面が透明になっておりまして、店頭に並ぶとCDのレーベル面が丸見えになる作りになっております。なので、マキシシングルを作ろうと決めたときから、ジャケットにはこだわろうと言っておりまして、いろいろと検討した結果、bermei.inazawa 氏の強い強い希望で(笑)、クリアカラーを使い、透明感のある雰囲気を演出しよう、ということになりました。
・・・そこで困ったことが。
実は透明インクというのは特殊なインクなので色数もそんなになく、しかも、今回お願いしようとしていたプレス会社さんには、緑色のインクが無かったのです。時間も差し迫ってましたし、今からプレス会社を変更するわけにもいかず、かと言ってインクを取り寄せたりすることもできず。
そこで結局、シアンとイエローの2色を混ぜて緑色を出すことにしました。理論的にはできるんですが、果たしてうまくいくのかどうか。プレス会社さんにとってもあまり前例の無いことらしく、試行錯誤することしばし。何度目かのやりとりを経て、目指していた深みのある緑色を作ることができました。ちょっとシアンが濃い感じがとてもいい仕上がりで、満足しています。
ちなみに今回使った色は
・ TY-05
・ TC-10
の2色です。あと、買った方はお分かりかと思いますが、
葉っぱのところに、ちょっとザラザラした感じの加工をしています。
これは
・ SDクリア
というインクを使っています。使った色は合計3色。
結構、手間隙かかってます(^^;
by ancient-colors
| 2004-09-14 14:30
| 制作日誌